自分を知る 自己観察《内省ないせい》マインド

投稿者: | 2019年1月28日

ないせい【内省】( 名 ) スル

① 自分自身の心のはたらきや状態をかえりみること。
〘名〙 自分の思想、言動などを深くかえりみること。反省。
哲学では、自己意識についての反省的思考を意味し、心理学では内観と同じに用いられる。〔哲学字彙(1881)〕 〔論語‐顔淵〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について

② 〘心〙 「内観ないかん 」に同じ。
世界大百科事典内の内省の言及
【内観】より
みずからの意識体験をみずから観察すること。
本来意識体験は私的な性格をもつものであり,自己観察によってしか観察されえないものである。…
インターネットやテクノロジーの進化によって
今までにない急激な変化で心と脳のバランスが崩れ自分を見失っている人が急上昇している
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内省力の鍛える

内省は、現実に起こったことを客観的に振り返り、そこから窺える自分自身を見つめることです。
この内省を英語にするとリフレクションとなります。

意味には、
過去の行為などについて深く考え直す
鏡に映った自分や物事などがあります。
人間関係においては、現場から離れた際に自分の言動を振り返ることを意味します。

⚠️誤解・誤用されやすい「リフレクション」の意味
「リフレクション」という言葉は、反省、振り返り、内省などと訳されることが多いですが、
反省というと過去への志向と批判性が強く出るでしょう。
そのため、自分の弱点を探すことが多くなってしまいます。
一方、振り返りでは過去を省みることが、内省では自分の内面を見つめることのみが強調されてしまうことが多いようです。

リフレクションとは?
意味・定義、内省と反省の違い、育成研修について
人はさまざまな経験を通して成長していくものですが、その経験を大きな成長につなげるためには、
自分の行ったことに対する「振り返り」をしっかり行うことが重要です。

反省と内省の違い
反省と内省は似ているように思いますが、実は異なるものです。

反省:自分の間違った考えや言動などを振り返り、周りに「これがいけなかった」と伝えるための考え方
内省:自分自身と向き合い、自分の考えや言動を振り返り、気付くこと
内省は何がいけなかったのかを把握するとともに、どうすればいいのかに結び付けられる考え方です。
また内省では、自分の心に素直になって向き合うことも重要となります。
「内省」と「反省」の違い
「内省」という言葉を聞いたことがありますか? 「反省」とは少し異なるニュアンスだと私は考えています。

反省は「点」であり、内省は「線」ではないか、と思うのです。
反省は、自分がした過去の言動についてかえりみること。
「あのシチュエーションで、お客様にあの提案をするのは良くなかった」「先週、上司に一度ぐらいは報告・連絡・相談をしたほうが良かった」といった、個別具体的な事案に関するのが「反省」だと思います。
だから「点」だと表現しました。

いっぽう内省は、もう少し長い時間をかえりみることではないでしょうか。
「入社してちょうど10年が経過した。本当に自分は会社のために貢献しているだろうか」
「子どもが成長して家を出ていった。これまでの夫婦のあり方は正しかったのだろうか。
この機会に振り返ってみたい」などと。

反省よりも内省のほうが、長い歴史を振り返るため、かえりみて得ることも「抽象度」が高い内容になるはずです。

反省することで得る内容が、
「お客様の状況を、財務、市場、製品ラインアップの観点でもっと詳しく調査してから提案していたら、
我々が作った提案書はもっとお客様の心に響いていたはずだ」

……このような具体的な行動になるのに比べ、内省して得る内容は、

「この20年、自分なりにお客様と向き合ってきたつもりだが、まだまだ足りないと思う。
誠心誠意、真心をもってお客様のために心を尽くそう。
明日からまたゼロからのスタートだ」
という自分の考え方や価値観を改めることです。

内省とよく似た言葉で「内観」という表現もあります。
どちらかというと、内省よりもさらに自分の深い部分にアクセスし、
「自我」とは何か?
自分が本当に大切にしているものは何なのか?
を問い掛ける行為と言えるでしょう。
内観と内省の違い
内省や反省などと似ている言葉に、自分を観察するといった意味を持つ内観があります。
自分の考えや言動、感情を観察することが内観ですが、どのように行うのでしょう。

内観は、心を落ち着け、自分自身を振り返ることで可能です。
内観ができるようになると、自分の心と素直に向き合い、自分自身の考えや言動を振り返り、さらにそれらを分析し次につなげる内省が可能になります。

内省的とは?
内省的とは自分自身の内面を見る様子です。
自分のしてきたことを振り返り、思考や感情について省みる様子のことをいいます。

重要なのは「内省力」の鍛え方

自分自身の考えや言動などを振り返り、次につなげる内省は、人間関係に置いて、非常に重要なことです。
内省をする力である内省力があるとないとでは、スキル含む自分の成長が変わるでしょう。

人間関係における内省力の意味や重要性、内省力のメリット、内省力の鍛え方について解説します。

内省によって学び、成長するためにも、職場で内省ができるようになるでしょう。

自分に問いかけながら、自分が目指していることを明確にする
自分が望んでいることについて把握する
望んでいることが本当に実践されているか、自分は正しい方法で行っているかを常に振り返る・考える
こうしたことが自己の成長につながります。
チャンスやトラブルの際に内省を行えば、キャリアを築くことに役立つのです。

内省を行うメリット
内省は、経験を「見識」に変え、以降に役立てることが可能です。
また振り返ることで、
自分は正しい仕事をしているか
正しい方法で目標に向かっているかを確認できるため、間違いや後悔を避けることもできます。

内省の方法

内省をする方法は、以下の通りです。
⬇︎
①質の高い「問いかけ」
内省の質を上げるには建設的でクリエイティブな「良い問いかけ」が大切です。

日常生活や仕事上で自分が誇れる点はどこか
何か一つ変化させるとしたら何をすればいいか
人間関係を修復するために一つだけ行うとすれば何か
この仕事に対してどういった気持ちがあるかといった自分の感情
についての質問を自分にしていくことが問いかけです。

質問リスト(例)
良い問いかけをするにはどういった質問をするとよいのでしょうか。代表的な例をいくつか紹介します。

この状況の中で、何が自分の役割か
この経験からどのような知識やスキルを学んだか
どのような結果を、いつまでに出したいのか
この瞬間から、新しく始めること、やめることは何か
ひどい経験の中で学んだことは何か
失敗してもトライしてよかったことは何か
相手の立場から自分はどのように見えているか
自分のことを助けてくれる人、認めてくれる人はいるか
将来の夢を叶えるために、明日何を始めたらいいいか
どのように成長していきたいか
内省を行う際には、以上のような質問を行ってみるとよいでしょう。

②対話型のワークショップ
対話型ワークショップの方法を説明しましょう。
手順は以下の通りです。
STEP.1 リフレクション
話し手と聴き手のルールを確認したら、内省と気付きを促す質問と対話をします。
直近1週間の出来事を1人3分程度で話します。

STEP.2 ダイアローグ
テーマに基づいた情報をファシリテーターが紹介します。
もし複数回開催していて、前回の開催時に宿題があった場合は、それを発表します。
それが終わったら、それぞれの意見や経験、悩みなどを話し合います。
ファシリテーターはそれぞれの発言を引き出しながら、自分の思いを話します。

STEP.3 ディープダイブ
ファシリテーターはテーマに関連した議題を提案し、議論をします。
その際、ファシリテーターは答えを出さずに、経験談や理論を提供し、議論が深まるようガイドをします。

STEP.4 ラップアップ
ワークショップでの内省、議論から学んだこと、気付き、今後やるべきだと思ったことなどの振り返りメモを作成します。
最後に次回のテーマや宿題を発表します。

③行動を計画し、行動を内省する
行動を計画できても実行しないと意味がありません。
大事なのは、行動を内省することだからです。

行動しない理由には、

忙しかった
時間がなかった
計画が良くなかった
などが挙げられます。こうした理由について思い当たる人も多いのではないでしょうか。

しかしこれらは言い訳ですし、これらによって行動しないとなると自己成長は望めません。
それに言い訳は反省でも内省でもなく、行動できなかったことを自分に都合のいいように言っているようなものです。

また言い訳は、「できない」というマイナスイメージを人に与えることともなります。

さらに、行動できない言い訳をしているうちに自分自身のマイナスイメージも強くなり、
「自分はできない人間だ」「これをやってもどうせできない」といった思考回路になってしまうのです。
が、しかし、、、ご安心ください

④レゴ
社会に出て仕事をするようになると、本音と建て前を覚えます。
子どもの頃の無邪気で、自分の夢や目標を正々堂々と口に出していた頃とは違い、
心にフタをして周りの状況を把握し、言葉を選んで話すようになるのです。

それは悪いことではありません。
しかし繰り返すことで、本来の心の声を押し殺してしまうこともあるのです。
それはまるでレゴで作った三角形の一番上のフタのようなもの。
外からは見えないよう、フタをしている状態といえます。

言い訳はフタの下にある純粋な心を隠す言葉なのです。
言い訳をして自分の弱音を隠してしまえば、本音や本当の思いは隠れたままで、良くない循環となります。
フタを外し、本当の気持ちや事実を認識することが必要です。

注意点:内省を目的に内省しない
内省をする際に注意したいのは、内省を目的とした内省にならないようにすることです。
内省を扱った研修の場合、反省大会になることもあります。
そうならないためにも、状況をよく把握して内省をすることが重要です。

たとえばレゴのブロックの先端に立つ自分は崖っぷちに立っていると想像して、それを作る過程を振り返ります。
その過程において、話をし、振り返ることで、見えてくるものがあるでしょう。
それが本来の内省につながるのです。

効果的な内省をするためのポイント
ポイントは以下のようなものです。

自分の言動、現在の状況や在り方などについて説明をする際、自分が無意識に行っていることを俯瞰(ふかん)的な視点で眺める
俯瞰(ふかん)とは、高い所から見下ろすように物事を見る
自分の考えや感じたことを言葉に出させる
こうしたことで、内省できます。
しかし、いきなり内省を始めても内容が整頓されておらず混乱してしまうこともあります。
まずは自分の置かれている状況や思考をまとめるとよいでしょう。

「内省」の才能を解説!

「人は自分の弱みを改善するよりも、自分の強みに意識を向けそれを活かすことで最大の能力を発揮する」という考え方があります。
通常は、自分の弱点を改善することを大事にする、といった思考が優先されるものでしょう。

「内省」の才能の持ち主とは? 考え方や行動の特徴
内省が得意な人とそうでない人がいます。
内省の才能がある人には、
考えるのが好きで頭脳活動を好む、自分の考えをさまざまな方向から捉えるのが好きという特徴があります。
脳の「筋肉」を刺激し、縦横無尽に頭を働かせることが好きなのです。

このような頭脳活動は、問題を解く、アイデアを出す、あるいは相手の感情を理解するときに発揮されます。

「内省」が上位資質である人へのアドバイス
内省が上位資質である場合、

深く頻繁に考える
知的な会話ができる人と定期的に会話をする
毎日数分でいいので、自分の考えをまとめる時間をつくる
自分のアイデアをリストアップ などを行いましょう。
文章を書くことは考えをまとめる方法として良い方法です。

「内省」が下位資質である人へのアドバイス

内省が下位資質である場合、
自分がどのように情報を処理し、物事を決定しているか、を振り返る
誰か他の人と対話や議論を重ねるなどを行いましょう。
サポートしてくれる人を見つければ、自分のアイデアについて質問をしてもらったり、
違った視点を提案してもらったりすることでアイデアを深められます。

下位資質の場合、

自分で決定する前に、評価してもらうパートナーを見つけ、話し合うことをお勧めします。


講師業が使う「内省」は必要か?

自分の価値観と他人の価値観は異なる。
自分は何が好きなのか、何を大事にしているのか。
何を許せないと思っているのか……。
他人の価値観があたかも自分の価値観と同じだと受け止めると、他人の思考にひきずられてしまう。
だからしっかりと時間をかけて「内省」すべきだ。

自我、自分自身の価値観、自分が大切にしているもの……などは、
自分特有のものであり、何が自分らしさなのか、自分の深い部分に問い掛けてみないと、自分でもわからないはず。

「本当の自分」を発見しないことには、自分のキャリアを見間違えてしまうから――。
これが講師業たちの発想です。

意識すべきはお客様の価値観です。
価格が安いものを好むのか、それとも価格よりも性能を優先するのか、快適さを求めるのか、機能性を追求するのか……こういった「お客様の価値観」は、事業を行ううえで常日ごろから考えておくべきです。

▶️交渉術 自分のタイプを知る

自分を知る 自己観察《内省ないせい》マインド」への1件のフィードバック

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